翻訳屋の本棚から
フリーランス翻訳者の読書日記その他
とりあえずはお気楽に
2010.02.15 (Mon) | Category : 読んだもの
志の輔・宗久 風流らくご問答 (文春文庫)


「落語とは、人間の『業』の肯定である」と言ったのは、立川談志師匠だったかそうでなかったか……。
確かに落語では人間の弱い部分を否定せず、「そういう部分は誰にでもあるよなぁ」と思わせる噺が多い。
そういうところはきわめて仏教的、と言えるかも。
本書の中では、落語のルーツのひとつとして、僧侶による法話があるのでは、ってなことも語られている。
とは言え、ネタが落語なので、肩肘張らずにまずは気楽に「落語には、こういう面もあるんだ」ってな感じで読むとよろしいのでは。

「落語とは、人間の『業』の肯定である」と言ったのは、立川談志師匠だったかそうでなかったか……。
確かに落語では人間の弱い部分を否定せず、「そういう部分は誰にでもあるよなぁ」と思わせる噺が多い。
そういうところはきわめて仏教的、と言えるかも。
本書の中では、落語のルーツのひとつとして、僧侶による法話があるのでは、ってなことも語られている。
とは言え、ネタが落語なので、肩肘張らずにまずは気楽に「落語には、こういう面もあるんだ」ってな感じで読むとよろしいのでは。
PR
この記事にコメントする