翻訳屋の本棚から
フリーランス翻訳者の読書日記その他
素通りする人も多いだろうが
2010.01.31 (Sun) | Category : 読んだもの
老師と少年 (新潮文庫)


一応、読了。
「一応」としたのは、おそらく何度も読み返したくなるであろう一冊だから。
作者自身がこの本について「『お経みたいなものが書けないかな』と思って書き始めた」と述べているんだけど、確かに経典のように「読み手がどう解釈するのか」が問われる作品。
ものすごく深遠な世界のほんの入口を垣間見たような読後感。
その入口の前を素通りしてしまう人も多いんだろうけどね。

一応、読了。
「一応」としたのは、おそらく何度も読み返したくなるであろう一冊だから。
作者自身がこの本について「『お経みたいなものが書けないかな』と思って書き始めた」と述べているんだけど、確かに経典のように「読み手がどう解釈するのか」が問われる作品。
ものすごく深遠な世界のほんの入口を垣間見たような読後感。
その入口の前を素通りしてしまう人も多いんだろうけどね。
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